私は大学の4年間、神戸三ノ宮にあるHUBでアルバイトをしていました。お店のキャンペーン商品販売で達成率全店1位獲得に貢献するなど、結構目立つ存在だったと思います。将来はフードビジネスに関わりたいと考え、就職活動を始めようとしていた3年生の2月、たまたま社長が神戸の店舗にいらして、「うちでやってみないか」と。非常に感激しました。場面は近所のラーメン屋さんでしたけど(笑)。まず説明会に参加しなくてはと、東京へ。説明会を経て、適性検査と社長を含む役員面接も当日行いました。すぐにでも内定を貰えると思っていたら、結果は逆……。会社からは、「本当に入社したければ、履歴書を書き直し再提出しなさい」。なめていました。社長から声をかけられ、当然受かると思い込んでいました。反省して再提出。改めて自分の気持ちを率直に伝えました。結果、入社できましたが、この一件があったからこそ、今のハブでの自分があるのかもしれません。
アルバイト歴もあり、入社後は実力のある店長の下で働きたいと希望しました。願いが叶い、当時No.1といわれている店長の下へ。徹底的に教わり、様々なことを学び、鍛えられました。関西と東京では規模や客層も異なり、企画やサービスに対する考えた方が変わったことも大きな収穫です。幸い入社1年後に店長になれ、その店舗が偶然にもアルバイトしていた三ノ宮店。感慨深かったですね。三ノ宮店では、タイガースの優勝という追い風もあり、売上が苦戦していた店舗を立て直すことができました。店長としての2店舗目は京都四条烏丸で新店の立ち上げという大役。ビジネス立地で、しかもオープニング店舗。お店を一から作り上げる経験は今の自分にとって貴重な財産になったと思います。

 

 

その後、東京の店舗へ戻り、現部署の店舗開発部へ。現在の上司が自分に適正があると判断して異動となったことを後で聞き、自分への期待の大きさに喜びを感じ、新分野に挑戦していこうという意欲が沸きました。
店舗開発の仕事のメインは新店舗候補物件の開拓で、その情報は主に店舗専門の仲介業者や地元の不動産会社から収集します。日常的に各社を訪問し、少しでもよい条件の物件をしかも競合他社より早く見つけます。どの会社も好条件の物件を入手したいのは同じ。コンペ形式になることも多々あります。ハブの場合、入口にお洒落で高級感のあるファサードを作るなど、ビルを美しくし、価値を上げる。それが強みであり、オーナー様にもアピールします。オーナー様に安心感を与えるため、デザイン画ができる前に、自分で切り貼りした予想図を作ってお届けすることもあります。候補を絞るには、商圏の客層や人の流れが大切。実際に街に立ち、通行量調査などを行います。寒い日など「なんでこんなことを」と切なくなりますが(笑)、リサーチ会社に依頼すれば「女性・30代」といったデータになる。でも私なら、店舗で働いてきた経験を活かし、通る方々がHUBのお客様になる可能性があるのかまで見え、生きたデータが得られるからです。大金を投資するので、石橋を3回叩いてから決断します。最適な物件があれば、すぐに出店の意思を示し、社内での稟議を通し、賃貸契約を結び、施工・内装の日程を組み、オープンまで見届けます。自分が手がけた1号店がオープンしたときは今までにない感動・感慨深さを味わえました。我々が作った「箱」に人が集まる気分は最高です。会社の計画に沿い、1年で6店舗新店を出店させ、いち早く都内での50店舗を目指していきます。

 

 


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